ハブラシへのこだわり
- 弊社では、以前まではハブラシの毛をP・P毛とP・B・T毛を併用しておりましたが、現在、全てP・B・T毛に変更しております。
P・B・T毛の特徴としては吸水性が低い(0.5%)ので、水分と共にばい菌等が入りにくく、比較的清潔です。
また耐久性が良く、宿泊客様等に持ち帰るよう勧めれば、十分家庭でも一般歯ブラシ同様に使用出来ます。施設様のゴミ問題も含め、ほんの少しエコロジーに貢献できると思います。
- ハブラシの本体では、デザインを重視すると製造過程において様々な問題が発生してきます。
その中でも、スチレンのハブラシ本体には気泡と言われる内部に空洞ができる現象が起こります。これを解決するために日々の技術努力にて気泡のない商品をお客様に提供することを心がけております。
- ハブラシを成形する上で一番重要なのが、毛の入る部分の穴の精度です。穴の精度は植毛する際の平線のかみ込みに対して、非常に大事になってきます。この精度がないと毛抜けの原因になり、歯ブラシ成形の製造過程において金型といわれる物の精度が重要視されます。日本の金型技術は世界一だと思っていますので、弊社は日本製を使用しており さらに金型の材質に弊社は特別な金属でオーダーしておりますので、磨耗による精度の狂いは無いに等しいと思っております。
ハミガキ粉へのこだわり
- サンヨーホワイトのハミガキ粉は、添加物を極力使用しないというコンセプトで製造されております。
第一に保存料や防腐剤は一切使用しておりません。また、人工甘味料のサッカリンは使用しておりません。その代わりに天然由来のステビアエキスを配合しております。
サンヨーホワイトは使用されるお客様の健康面に十分配慮しつつ、快適に使って頂けるよう日々試行錯誤を繰り返し製造、開発されております。このため弊社のハミガキ粉は甘さが足りないというご意見も有りますが、その分爽快感を全面に出すようにしています。宿泊施設ではお酒を飲む機会も多く、そういった意味では甘さを抑え、爽快感を重視したほうがいいと弊社では考えております。
- ラミネートチューブ スイスPSG社製の自動ラインにて原反フィルムから筒状にしてネジ部の成形、キャップの締付け、充填までひとつのラインで生産を可能とした機械です。ラミネートチューブの特徴として、ハミガキ粉を絞り出すのに最後まで出しやすいことです。またブローチューブに比べて密封効果にも優れ、長期保存を行ってもハミガキ粉の水分が蒸発しにくく、固まらないといった最大の特徴があり、見栄え的にも高級感がある商品です。
包材へのこだわり
- サーマルプリントの特徴は印刷ロットが小さいことです。普通の印刷のグラビア印刷だと歯ブラシの場合、約5万個分以上の印刷ロット数が必要となります。
最近、宿泊施設様も高級な部屋には名入にしたいが、普通の部屋は名入が要らないという傾向にある中で、高級な部屋はどうしても部屋数が少なく、グラビア印刷では、ロットが多すぎるといった場合に、サーマルプリンターの効果が出てきます。
デメリットは色数が5色(金、銀、黒、赤、青)しかなく、印刷面積が制限されることです。